HCR9670   税抜価格:3200円   VIVID SOUND/HIGH CONTRAST

アナログ・フル・アルバム『ヒゲの未亡人の休日』 11月16日 発売!

岸野雄一+ゲイリー芦屋×ALiからなる映像音楽ユニット=ヒゲの未亡人。2002年に発売されたミニアルバム「ヒゲの未亡人の休日」は好評を博し完売、永らく廃盤状態が続いてましたが、今回大幅に新曲を加え、既発曲もアレンジしなおした文字通りのコンプリートフルアルバムとして生まれ変わりました。
ヒゲの未亡人のショー形式を踏襲した構成で、ソフトロックあり、ハリウッドスタイルの高速ビッグバンドあり、スパークスの日本語カバーあり…と盛りだくさんな内容になっています。

収録曲

 

 

Side-A

前奏:いつも同じ場面で
毎日
お友達でいましょうよ
三十路の小娘
滑走路
 

Side-B

I Married Myself
二つの同じ鍵
しあわせのエプロン
さよならがいえなくて
ヒゲの未亡人の休日
終奏:いちばんうまい愛の演じ方

 
 

Side-A

前奏:いつも同じ場面で
毎日
お友達でいましょうよ
三十路の小娘
滑走路
 

Side-B

I Married Myself
二つの同じ鍵
しあわせのエプロン
さよならがいえなくて
ヒゲの未亡人の休日
終奏:いちばんうまい愛の演じ方

フィフス・ディメンション・スタイルのタイトル曲「ヒゲの未亡人の休日」は煌びやかなオーケストレイションと爽やかなコーラスが彩る直球のソフトロック。ニーノ・ロータを3回折り曲げてジンタのリズムに載せたような「毎日」。暮らしの手帖感溢れる「しあわせのエプロン」は中村八大-永六輔ワークを、そして「二つの同じ鍵」はやはり同時代の平岡精二を彷彿とさせる昭和30年代サウンド。新婚の不安と喜びと希望と絶望を歌に託した「滑走路」はハネムーン・ソングの新定番。スパークスの「I Married Myself」の日本語カバーは、もしこの曲が68年に作られていたら…というサイケ期ビートリッシュ・カバー。70年代の麻丘めぐみを彷彿とさせる筒美京平オマージュ歌謡「お友達でいましょうよ」。和風A&Mサウンド・抹茶風味バカラックとも言うべき名曲「三十路の小娘」は切なさ200%増しの新録ヴァージョン。高速ビッグバンドジャズのアッパーチューンに大進化した「さよならがいえなくて」。そして宇宙戦艦ヤマトで知られる川島和子のスキャットにのせてヒゲの未亡人が愛についてのテクスチュアを語る前奏・終奏。全11曲、珠玉のポップス玉手箱です。ゲスト・ミュージシャンの名演も聞き逃せません。

ヒゲの未亡人(岸野雄一+ゲイリー芦屋×ALi)

岸野雄一

 

'63年東京生まれ。「京浜兄弟社」主催。俳優・音楽家・著述家等、多岐に渡る活動を包括する名称としてスタディスト(勉強家)を名乗りながら、東京藝術大学大学院映像研究科、美学校等で教鞭をとる。海外からのアーティスト招聘や国内ツアーのオーガナイズ、イベント企画を数多く手がけるほか、音楽批評、映画批評の執筆も数多い。2016年、自身が制作総指揮・主演を担当した音楽劇「正しい数の数え方」が第19回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門大賞を受賞。
 

ゲイリー芦屋

 

'66年東京生まれ。作・編曲家。主に映画音楽のフィールドで活動、黒沢清監督「キュア」「LOFT」他、現在までに50作を越えるドラマ・映画の劇伴を手がける。また清水崇監督「呪怨」等を手がけ、Jホラーシーンを牽引した人脈の一端を担う。CMやドラマの劇判を手がける一方、渚ようこ、ルフラン、ギャランティーク和恵など所謂「和物」のプロデュースも手がける。著書に「ソフトロックA to Z」(音楽之友社)等がある。

ALi(anttkc)

 

‘71年東京生まれ。映像作家。いくつかのVJユニットでの活動経験を生かし、国内外ともに幅広く活動。共演者は音楽関係にとどまらず、舞踏、俳優、漫画家等多岐にわたる。MVやCMの制作からライブ、演劇、ファッションショーなどの演出、音響等も手がけ、スクラッチDJの世界大会「DMC」では、大会からDVDまで映像ディレクターとして取り仕切ってきた。また、映像音響関連のハード、ソフトへの造詣が深く、演出システムの設計から、メーカーとの開発、ライブハウス、クラブの立ち上げに関わることも多い。ネット配信スタジオ「2.5D」との関係は特に深い。